ド軍優勝のカギ握る3人 米放送局が指摘した“4.21&8”…必要な「実力の証明」

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:イワモトアキト】
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:イワモトアキト】

右膝痛のコペックは60日間のILが明ける8月終盤に復帰見込み

 大谷翔平投手、山本由伸投手らが所属するドジャースは、ナ・リーグ西地区首位に君臨しているものの、7月は10勝14敗と負け越し、8月も3勝3敗と波に乗れない。7日(日本時間8日)時点で、同2位のパドレスに2ゲーム差に迫られる中、米スポーツ局「ESPN」は今後のカギとして3人の名前を挙げた。

 同局は「シーズン終盤、優勝を狙うチームを強化するかもしれない怪我人スターたち」として、現在負傷者リスト(IL)に入っているマイケル・コペック、タナー・スコット、カービー・イエーツを指名した。

 記事によれば、右膝を傷めているコペックは60日間のILが明ける8月終盤に復帰見込み。肘の炎症を抱えている左腕スコットも復帰はそう遠くなさそうだ。38歳右腕イエーツについては、8月上旬にIL入りする2週間ほど前から腰痛を抱えていて、復帰時期は未定としつつも「彼も今月中に復帰の可能性がありそうだ」という。

 3人が戦線復帰すれば多くの利点が生まれる。「ドジャースは昨年チーム記録の投手40人を起用、今年も38人を起用して数々の怪我を乗り切ってきた。そして今季ほとんどの間、ブルペンの投球回数でメジャートップだったが、トレード期限にフロント陣は保守的な補強策に出て、リリーフは1人しか加えなかった。このアプローチは復帰してくる投手にドジャースが自信を持っている表れだ」と説明する。

 一方で「しかしオフの大型補強だったスコットとイエーツの防御率はあわせて4.21で、イエーツは8試合しか登板していない。彼らは(その実力を)しっかりと証明しなければならない」。“不良債権”にならないためにも、最終盤で力を発揮することを求めた。

(Full-Count編集部)

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