大谷翔平、3年連続4度目の40号到達 トップに1本差…確信弾に本拠地熱狂、年55本ペース

通算4度目となる40号達成
【MLB】ドジャース ー Bジェイズ(日本時間10日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地で行われたブルージェイズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、クリス・バジット投手から2試合ぶりとなる40号を放った。3年連続4度目の大台到達となった。本塁打王争いではカイル・シュワーバー外野手(フィリーズ)に1本差とした。
5回に迎えた第3打席、バジットが投じた5球目のシンカーを捉えるとバックスクリーンへ確信のアーチをかけた。打球速度107.8マイル(約173.4キロ)、飛距離417フィート(約127.1メートル)、角度27度の豪快な本塁打だった。第2打席では中前打を放ち8月の全試合で安打をマークし、8試合連続安打としていた。
投打同時出場した7日(同8日)のカージナルス戦以来となる本塁打。この日は第2打席に左中間に39号2ランを突き刺した。この一発でメジャー通算1000安打に到達。日本人ではイチロー、松井秀喜に次ぐ3人目の快挙だった。前日8日(同9日)のブルージェイズ戦では、今季9度目の3安打を記録し、状態を上げてきていた。
試合前時点で、114試合に出場して打率.280、39本塁打、75打点、16盗塁の成績。さらに108得点、長打率.609、OPS.991はリーグトップとなっている。この日も豪快なアーチを描き、これでシーズン55本ペースとなった。
※原稿内の「メジャー歴代4位」の事実関係に誤りがありました。8月10日14時3分、一部を加筆・修正しました。お詫びして訂正いたします。