鷹モイネロが13K完封勝利…日ハム伊藤との投手戦制す 楽天、15安打猛攻で西武に勝利、10日パ結果

近藤健介が決勝の二塁打
パーソル パ・リーグ公式戦が10日、2試合が行われた。ソフトバンクはみずほPayPayドームで行われた日本ハム戦に1-0で勝利、楽天はベルーナドームで行われた西武戦に9-4で快勝した。
ソフトバンクは3回、牧原大成内野手の内野安打と川瀬晃内野手の犠打で2死二塁とし、近藤健介外野手が適時二塁打を放って先制。先発のリバン・モイネロ投手は初回から安定感抜群の投球で4回まで無安打に抑え、7~8回には4者連続三振に抑えた。
9回は2死から安打を許したが、最後は1球で仕留め、9回125球3安打2四死球13奪三振無失点の完封勝利。今季2度目の完封、2年連続2桁勝利に到達した。打線では近藤が決勝打を含む2安打1打点。一方、日本ハムは伊藤大海投手が8回4安打1失点の力投も、打線が散発3安打で援護できず、連敗となった。
楽天は2点を追う3回、村林一輝内野手の内野ゴロで1点を返し、黒川史陽内野手の適時打で同点とした。4回には渡邊佳明内野手の犠飛で勝ち越し。先発のミゲル・ヤフーレ投手は4回3失点で降板したが、救援陣が踏ん張った。
7回には満塁からマイケル・フランコ内野手が勝ち越し打を放つと、8回には太田光捕手の適時二塁打、村林の2点二塁打、武藤敦貴外野手の三塁打、フランコの適時打で一挙5点を追加。計15安打の猛攻で試合を決めた。西武は菅井信也投手が3回1/3を3失点と粘れず。打線は12安打を放つも、勝負どころであと一本が出なかった。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)