大谷翔平の40号に“予兆”「打球を飛ばすと」 204勝OBが中継室で見た光景

40号を放ったドジャース・大谷翔平【写真:イワモトアキト】
40号を放ったドジャース・大谷翔平【写真:イワモトアキト】

通算4度目の40号「彼は本当に集中しているように見えます」

【MLB】ドジャース ー Bジェイズ(日本時間10日・ロサンゼルス)

 ドジャース・大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地で行われたブルージェイズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、第3打席に3年連続4度目の大台到達となる40号を放った。地元放送局では解説者がこの本塁打を予言したと大盛り上がりとなった。

 5回に迎えた第3打席、バジットが投じた5球目のシンカーを捉えるとバックスクリーンへ確信のアーチをかけた。打球速度107.8マイル(約173.4キロ)、飛距離417フィート(約127.1メートル)、角度27度の豪快な本塁打だった。

 豪快な一発に地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」実況のジョー・デービス氏は「中堅方向へ、入った! 40号です」と大興奮。さらに「あの1球の直前、あなたは私の方を見て空を指差し、彼が遠くまで打球を飛ばすと言っていましたね」と、球団OBで解説者のオーレル・ハーシュハイザー氏の“予言”を指摘した。

 大谷は第1打席で空振り三振を喫していたことから、ハーシュハイザー氏は「最初の打席で三振をしていました。オオタニは最初の2打席で多くを学んでいていたと思います。私が思うに、彼は本当に集中しているように見えます」と解説。本塁打が飛び出したのは必然であると主張した。

 これで本塁打王争いではカイル・シュワーバー外野手(フィリーズ)に1本差に。シーズン55本ペースとなり、昨年以上のペースで数字を積み上げている。

(Full-Count編集部)

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