「気の毒すぎる」甲子園でまさかの光景 “応援歌なし”の高川学園にネット注目「なんとか…」

高川学園は吹奏楽部が来場断念…部員も到着遅れる事態
第107回全国高校野球選手権は11日、大会第6日目が行われ、第3試合は高川学園(山口)と未来富山が対戦した。高川学園の応援団は豪雨の影響で試合開始時点で到着できておらず、初回の攻撃では応援歌の流れない静かなアルプススタンドに。ネット上では「気の毒すぎる」「なんとかしてあげたい……」ともどかしさを感じるファンの声が相次いだ。
高川学園は、昨夜からの豪雨の影響で吹奏楽部やチアリーダー、一般生徒は甲子園での応援をを断念。残りの野球部員50人らを乗せたバスは午後1時時点で岡山を走っており試合開始時点に間に合わず。到着は午後3時頃になるという。
高川学園の一塁側アルプスでは野球部員らが入るスペースがすっぽりと空き、初回は応援歌が響かない中での攻撃となった。それでも2回からは残っている部員と保護者らが手拍子で応援。遠矢の本塁打など3点を奪って逆転した。
ブラスバンドの流れない“静かな”光景に、X(旧ツイッター)では「高川学園応援団間に合わなかったのかな、頑張れ!」「高川学園、吹奏楽の応援が来てないから、拍手だけが響いてる」「高川学園は応援チームが向かってる途中だから手拍子応援っていうのもかわいそうだよね」「高川学園の応援がやけに静かだと思ったら応援団がまだ来てないのか」「手拍子と声援で応援頑張ってる!」「高川学園の応援、手拍子がテレビでも聞こえてるぞー! 今いる人達で応援頑張れー!」「高川学園の手拍子応援見てると、5年前の交流試合を思い出すな」と、ハプニングに見舞われた高川学園の奮起を願う声があがっていた。

豪雨の影響で、この日の第2試合では東海大熊本星翔の応援団が試合終了までに到着できなかった。