「甲子園で聞けるなんて」まさかの名曲に騒然 “共闘”美爆音に感動「まさに青春」

愛知大会決勝で敗れた東邦が友情応援
青春を感じさせる光景がアルプススタンドにも広がっていた。第107回全国高校野球選手権は11日、2回戦で豊橋中央(愛知)が日大三(西東京)と対戦。豊橋中央のアルプススタンドには、愛知大会の決勝で敗れた東邦のマーチングバンド部が友情応援に駆けつけ、美爆音を炸裂させた。
初回に豊橋中央の攻撃が始まると、いきなり東邦の定番曲として知られる「戦闘開始」が鳴り響いた。マーチングバンドでも全国屈指の実力を持ち、甲子園初出場の豊橋中央の応援をサポートした。
また、ピンチでアントニオ猪木の顔真似を披露して自らを鼓舞することで話題を集めている高橋大喜地投手(3年)の第1打席では、アントニオ猪木のテーマとして知られる「炎のファイター」を演奏。高橋は第1打席で右前打を放つなど、応援による闘魂注入効果は絶大だったようだ。
甲子園で響いた美爆音にSNSでは「豊橋中央の応援良く音でてるなぁと思ったら東邦が来てるのか。そりゃ上手いわけだ」「熱い友情応援、こういうの好きやなぁ」「ドラマすぎる。マンガすぎる」「こんなん泣いちゃう……」「甲子園で聞けるなんて」「まさに青春」「高校野球ならではのノーサイド精神」と反響を集めている。