ロバーツ監督「負けは負けだ」 大谷3戦連発42号もド軍敗戦…隠せぬ“イライラ”

「この惜しい敗戦はフラストレーションが溜まるね」
【MLB】エンゼルス 7ー4 ドジャース(日本時間12日・アナハイム)
ドジャースの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、敵地のエンゼルス戦に「1番・指名打者」で先発出場し、7点を追う8回に3試合連発となる42号を放った。チームは3点差まで迫ったが、中盤までの大量7失点が響いて敗戦。デーブ・ロバーツ監督は「(エンゼルス守護神の)ケンリー(ジャンセン)を引っ張り出せたのはポジティブなことだ。ただ、負けは負けだ」と、サバサバと振り返った。
先発の山本由伸が5回途中で自己ワースト6失点KO。序盤から試合を作れなかった。「今日は本調子ではなかったと思う。制球力も最高ではなかったと思うし、立ち上がりから相手打線が積極的に攻めてきた。とにかく今日はベストな投球ではなかった」と厳しい表情を浮かべた。
前日10日(同11日)のブルージェイズ戦では終盤に3失点して逆転負け。この日は終盤に迫ったものの、追いつくことはできなかった。「昨日の試合の後だけに、この惜しい敗戦はフラストレーションが溜まるね」と唇をかみしめた。
エンゼルス先発のソリアーノに6回2安打無失点に封じられた。「昨日の負けが今日に持ち越させてしまった。ソリアーノの投球は称賛に値する。昨日勝って今日も勝てればよかったが、現実は2連敗だ。野球はこういうものだ。我々は切り替えて次に臨むのが得意だ」。ロバーツ監督は視線を次戦へ向けていた。
(Full-Count編集部)