日ハム水谷、劇的サヨナラ打…ロッテ痛恨の5連敗 鷹は6連勝、13日パ結果

ロッテ・種市篤暉は8回2失点11Kも…
パーソル パ・リーグ公式戦が13日、3試合が行われた。日本ハムはエスコンフィールドで行われたロッテ戦に3-2でサヨナラ勝ち。楽天は京セラドームでのオリックス戦に7-4で勝利、ソフトバンクはベルーナドームで行われた西武戦に5-3で勝ち、連勝を6に伸ばした。
日本ハムは2回、郡司裕也捕手の二塁打から、有薗直輝内野手がプロ初安打・初打点となる適時二塁打を放ち先制した。先発の山崎福也投手は3回にスクイズで同点、5回に犠飛で勝ち越しを許すも、5回84球6安打2四球4奪三振2失点で踏ん張った。
打線は8回、フランミル・レイエス外野手が22号ソロを放ち同点とすると、9回は石井一成内野手の四球と清宮幸太郎内野手の安打で好機を作り、代打アリエル・マルティネス捕手が失策で出塁して満塁に。ここで水谷瞬外野手が左前へサヨナラ打を放った。自身初の劇打に水谷は大興奮だった。
ロッテは先発の種市篤暉投手が8回131球7安打1四球11奪三振2失点と好投したが、打線が好機を生かせず5連敗となった。
楽天は初回、中島大輔外野手の安打と村林一輝内野手の四球などで好機を作り、黒川史陽内野手の犠飛で先制。3回にはルーク・ボイト内野手が4号2ランを放った。先発の古謝樹投手は5回まで無失点も、6回に3失点。7回も無死満塁のピンチを招くと、宗佑磨内野手に犠飛を許して降板。ここで登板した西垣雅矢投手が後続を断ち無失点で切り抜けた。
8回は西口直人投手、9回は藤平尚真投手が無失点リレー。打線は10安打7得点を記録し、ボイトが2安打3打点と活躍。オリックスは先発の曽谷龍平投手が4回1/3を6安打4四死球6失点と苦しんだ。
ソフトバンクは初回、柳町達外野手と牧原大成内野手の連続適時打、さらに海野隆司捕手と佐藤直樹外野手の連続適時打で一挙5点を先制した。先発の上沢直之投手は4回まで無安打投球も、5回に1点、6回に失策絡みで2点を失うなど、6回4安打3四球5奪三振3失点(自責点1)でマウンドを降りた。
7回からは藤井皓哉投手、松本裕樹投手、杉山一樹投手が1回ずつ無失点でつなぎ試合を締めた。打線は10安打を放ち、柳町、海野、佐藤直が2安打。西武は今季初登板の松本航投手が立ち上がりを崩し、5回7安打3四球5失点だった。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)