大谷翔平が確信弾→LA実況が“激変” 絶叫、そして35秒間の沈黙…添えた忘れがちな“事実”

「スポーツネット・ロサンゼルス」が大谷の43号に大興奮
【MLB】エンゼルス 7ー6 ドジャース(日本時間13日・アナハイム)
ドジャース・大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、敵地でのエンゼルス戦に「1番・指名打者」で出場し、同点の9回に迎えた第5打席で4試合連発となる43号ソロを放った。一時は勝ち越しとなる衝撃アーチに実況は35秒間沈黙。敵地で響く「MVPコール」を伝えた。
5-5の同点で迎えた9回先頭、相手の守護神ジャンセンから豪快な右越え弾を放った。打った瞬間に本塁打と分かる当たりで、一時は勝ち越しとなるアーチに大谷は雄叫びをあげ、確信歩きで打球の行方を見守った。打球初速114.8マイル(約184.8キロ)、飛距離404フィート(約123.1メートル)、角度29度の一撃だった。
地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況、スティーブン・ネルソン氏は弾丸ライナーがポール際に! GONEEE!! ショウヘイ・オオタニから免れることは不可能だ!」と絶叫。その後、35秒間の沈黙。敵地ながら球場を包み込む「MVPコール」の様子を伝えた。
解説のエリック・キャロル氏は「そういえば、彼は明日投げるんですよ!」。これにはネルソン氏も笑いながら「忘れている人の為にですね」。キャロル氏は「皆さん、(本塁打を打ったのは)明日の先発投手ですよ!」とハイテンション。「スーパースターを含め、調子の悪い選手が打席に立つと、打たないと思いますが、ショウヘイの場合はその次の球を打ってしまうかもしれないんです」と異次元の存在に脱帽するしかなかった。
(Full-Count編集部)