ド軍、悪夢のサヨナラ負け 大谷翔平43号で勝ち越しも…直後に同点→延長戦で惜敗、ゲーム差「0」に

9回に大谷が43号→直後にベシアが失点…延長10回にアデルが劇的打
【MLB】エンゼルス 7ー6 ドジャース(日本時間13日・アナハイム)
ドジャースは12日(日本時間13日)、敵地でのエンゼルス戦にサヨナラ負けを喫した。9回に大谷翔平投手が43号勝ち越し弾を放つも、その裏にベシアが犠飛を許して同点に。延長10回表は無得点に終わると、その裏にアデルにサヨナラ打を許して敗戦。エンゼルスには今季5連敗となった。
初回に先制したドジャースだったが、その裏に先発のシーハンが3失点。直後の2回にラッシングの一発で追い付いたものの、3~4回に失点した。それでも5回にT・ヘルナンデスの適時打、押し出し死球同点に。満塁好機はコンフォートが三振に倒れ、追加点とはならなかった。
その後は両軍あと一本が出なかったが、5-5で迎えた9回の第5打席、先頭の大谷はカウント1-0から絶対的守護神のケンリー・ジャンセンが投じたカットボールを捉えた。打球初速114.8マイル(約184.8キロ)、飛距離404フィート(約123.1メートル)、角度29度の一発が右翼席へ飛び込んだ。確信の4戦連発弾に敵地も大興奮となった。
しかしその裏、トライネンの後を継いだベシアが誤算だった。先頭のレンヒーフォに安打を許すと、四球と犠打で一打サヨナラのピンチ。1死満塁からシャヌエルに犠飛を許し、さらにトラウトに四球を出したところで交代した。カスパリウスはカウント3-0からどうにか凌いだものの、延長10回にアデルにサヨナラ打を浴びて敗戦した。
この日は1ゲーム差で2位のパドレスがジャイアンツに勝利。ドジャースが敗れたことで、ゲーム差はついにゼロとなった。
(Full-Count編集部)