大谷翔平が43号“勝ち越し”弾も「なおド」 米記者も落胆…1か月で失った8.5G差

7月4日時点でドジャースとパドレスは最大8.5ゲーム差あった
【MLB】エンゼルス 7ー6 ドジャース(日本時間13日・アナハイム)
ドジャースは12日(日本時間13日)、敵地でのエンゼルス戦にサヨナラ負けを喫した。9回に大谷翔平投手が43号勝ち越し弾を放つも、ブルペンが崩れて勝利とはならず。この日パドレスがジャイアンツに勝利したことで、ゲーム差はついにゼロ。米メディアも“なおド”を嘆いている。
大谷は5-5で迎えた9回の第5打席、カウント1-0から絶対的守護神のケンリー・ジャンセンが投じたカットボールを捉えた。打球初速114.8マイル(約184.8キロ)、飛距離404フィート(約123.1メートル)、角度29度の一発を叩き込んだ。確信弾に敵地も大歓声が起きた。
しかしその裏、ベシアがシャヌエルの中犠飛で同点とされて試合は延長戦に突入。9回から登板したカスパリウスがアデルにサヨナラ打を許し、チームは連敗となった。試合後、米メディアが注目したのはパドレスとのゲーム差だ。
7月3日(同4日)時点で両チームのゲーム差は最大「8.5」とかなり離れていたが、ドジャースが足踏みする間にパドレスが猛追。米メディア「トーキン・ベースボール」によると、ドジャースは7月4日(同5日)以降、12勝20敗にとどまり、その間の成績はブレーブス、ロッキーズ、ナショナルズ、レイズに次ぐ悪さだという。ロサンゼルス・タイムズ紙のディラン・ヘルナンデス記者も自身のXに「またも #なおド」と投稿。大谷の活躍をフイにするチームに落胆した。
(Full-Count編集部)