大谷翔平、5戦連発44号なるか 投打二刀流で古巣と対決…今季エ軍戦“初勝利”へ

敵地・エンゼルス戦に「1番・投手兼指名打者」でスタメン出場
【MLB】エンゼルス ー ドジャース(日本時間14日・アナハイム)
ドジャースの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、敵地でのエンゼルス戦に「1番・投手兼指名打者」でスタメン出場する。5試合連続となる44号が飛び出すのかどうか、注目が集まる。また、ヒットを記録すると12試合連続安打となり、今季自己最長となる。
大谷は9日(同10日)から4試合連続本塁打を記録中と、好調を維持している。11日(同12日)の同戦では、8回1死、右腕アンダーソンの内角カットボールを完璧に捉えた。右翼スタンドへ飛び込む42号ソロ。3試合連発は今季4度目で通算12度目だ。打球速度100マイル(約160.9キロ)、飛距離389フィート(約118.6メートル)、角度33度だった。
12日(同13日)は敵地での同戦に「1番・指名打者」で出場し、同点の9回に迎えた第5打席で4試合連発となる43号ソロを放った。本塁打数で並んでいたフィリーズのカイル・シュワーバー外野手を突き放し、再びリーグ単独トップに立った。
“珍事”も起きた。5-5の同点で迎えた6回無死一、二塁では、強烈な当たりが遊直に。飛び出した2人の走者も戻りきれずにまさかのトリプルプレーが成立。勝ち越しチャンスが一瞬でチェンジとなり、大谷は呆然と立ち尽くしていた。前日は悔しさを晴らす豪快弾を放っただけに、この日も意地を見せたいところだ。
大谷は投手として今季8試合に登板して0勝0敗、防御率2.37の成績を残している。前回登板した6日(同7日)のカージナルス戦では4回2安打1失点。54球で8三振を奪う快投を見せていた。ドジャースは今季のエンゼルス戦5試合全てで敗れているだけに、今季“初勝利”したいところだ。
(Full-Count編集部)