大谷翔平、復帰後最長の5イニング登板へ ド軍監督明言、古巣エ軍と“初対決”

3連敗中もチーム状況は関係なし「無理させるのはスマートな判断ではない」
【MLB】エンゼルス ー ドジャース(日本時間14日・アナハイム)
ドジャースの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、敵地で行われるエンゼルス戦に「1番・投手兼指名打者」で先発出場する。デーブ・ロバーツ監督は「ショウヘイは今日5イニング投げる」と明言。復帰後最長となる見込みだ。
チームは現在3連敗中だが「ショウヘイは行っているプロセスに対して心配していないと思う。順位表を見て無理をさせるのはスマートな判断ではないと思う」「6イニングに到達する時も、それ(順位)は(投球回数に)反映されない」とチーム状況は関係ないとした。
以前、4イニングを2度登板させる方針を示していた指揮官。変更になったことには「どちらかというと、彼の(体の)調子を踏まえての決断」と説明した。一方で、6イニングを投げる可能性については「まだ現実的ではないと思う。このレギュラーシーズンは最大5イニングになるだろう」「投打においてとても大切な選手。だから1イニング余計に投げさせることは理にかなっていない。デメリットが多すぎる。私たち全員、今のプランに賛成している」と話した。
大谷は6月16日(同17日)に投手復帰。徐々にイニングを増やし、前回登板した6日(同7日)のカージナルス戦では4回54球を投げ2安打無失点8奪三振だった。
2023年までを過ごしたエンゼルスとは「投手・大谷」としては初対戦。同年3月のWBC決勝で空振り三振を奪ったマイク・トラウト外野手との対戦にも注目が集まる。ロバーツ監督は「ここで多くの楽しい思い出を作っただろう。でも、間違いなく感情的になってはいないだろう。彼は今晩チームを勝たせることに集中している」と期待を込めた。
(Full-Count編集部)