ド軍監督、首位陥落に落胆「全く想像してなかった」 大谷でも勝てず「招いたのは自分たち」

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:イワモトアキト】
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:イワモトアキト】

「5週間前は2位にいるとは全く想像していなかった」

【MLB】エンゼルス 6ー5 ドジャース(日本時間14日・アナハイム)

 ドジャースの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、敵地のエンゼルス戦に「1番・投手」で投打同時出場し、5回途中5安打4失点。復帰後初勝利はならなかった。チームは4連敗で地区首位から転落。デーブ・ロバーツ監督は「(5週間前は)2位にいるとは全く想像していなかった。でも、この状況を招いたのは自分たちだ」と語った。

 古巣・エンゼルス戦初登板となった大谷は、3点リードの2回にウォードの右中間ソロ、レンヒーフォの右犠飛で2失点。3点リードの5回はネトの左翼線2点二塁打を許したところで降板となった。4回1/3で復帰後最多80球を投げ、5安打4失点。7奪三振無四球だった。予定の5回を投げきれず、「ショウヘイは5回を投げ切れるだけの力が残っていると感じていた。追い込まれた後にスライダーを打ったネトが見事だった。なんとかネトを押さえてバンダに託し、この回を切り抜けたかった」と唇を噛んだ。

 5回以降は無得点に封じられ、8回に逆転を許して力尽きた。「この結果は残念だが、試合内容は良かったと思っている。打線はとても良かったし、フェンス際で相手の素晴らしい守備に阻まれる場面があった。これも野球の一部で、今はそういう流れになっている。でも、今日の試合に限れば、私たちはよく戦ったと思う」と前を向いていた。

 15日(同16日)からパドレスとの首位攻防3連戦。「このチームの良いところは誰も他人のせいにしないことだ。全員が自分に何ができるかを考えている。やる気がないというわけではない。全員が全力でプレーしているし、必ず流れは変わる。マックス(・マンシー)が昨日言っていて、私も以前言ったことがあるけど、自分を哀れむことはしない。週末には大事なシリーズが控えているし、彼らは素晴らしい野球をしている。ドジャースタジアムでクレイジーな戦いになるだろう。選手たちは万全の状態で挑む」と視線を向けていた。

(Full-Count編集部)

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