甲子園で流れた“驚きの校歌”「めっちゃポップでオシャレ」 まさかの作者に騒然「マジ?」

明豊は8年ぶりの3回戦進出
第107回全国高校野球選手権は15日に大会第10日目を迎え、第3試合で明豊(大分)が佐賀北に6-1で勝利。8年ぶりの3回戦進出決めた。試合後に校歌が流れると、「マジ?」「知らなかった」と“まさかの発見”がネット上を駆け巡った。
明豊が最後のアウトを奪い、両校ナインが健闘を称え合うと、明豊は綺麗に整列して校歌の時を待った。小気味良いポップス調のさわやかなメロディーが甲子園にこだますと、NHKの中継では明豊の校歌「明日への旅」のテロップが表示された。「作曲 南こうせつ 作詞 南育代」。校歌は人気歌手の南こうせつさんが作曲し、妻育代さんが作詞を担当している。
5年連続で甲子園出場を果たすなど、明豊は九州きっての名門校として知られており、校歌は何度も流れてきた。それでも、今回の勝利で初めて知ったファンも少なくなかったようで、「南こうせつさんが書いたのマジ?」「校歌が南こうせつさん作曲なの、知らなかった」「イントロからポップス調だなと思ったら、南こうせつさんが作ってたんだ」「明豊の校歌作曲者は南こうせつさんなのね」とSNS上では驚きが広がった。
また、名曲を数多く生んできたこともあり、「明豊の校歌めっちゃポップでオシャレだったな」「奥様が作詞され、こうせつさんが作曲された素敵な校歌が大好き」「ちょっとレベルが違う気がする」「明豊高校の校歌はエモくて素敵」「校歌とは思えない名曲で笑える」と称賛も殺到している。
試合は明豊が5回に3点を先制。その裏に1点を返され、7回裏には2死満塁のピンチを招いたが、エースの寺本悠真投手(3年)がどうにか凌いだ。その直後に2点を加え、“がばい旋風”を巻き起こした2007年以来の初戦突破を果たした佐賀北を下している。