ド軍の走者も「すごく覗いていた」 松井裕樹が“サイン盗み対策”に試行錯誤

首位攻防ドジャース戦に登板
【MLB】ドジャース 3ー2 パドレス(日本時間16日・ロサンゼルス)
パドレスの松井裕樹投手は15日(日本時間16日)、敵地でのドジャース戦に登板し、2/3を投げて無安打1四球無失点という内容だった。ピンチの場面で火消しを見せたが、試合後には「力んでしまった」と反省を口にした。
7回に点差を2点に広げられ、1死一塁という場面で登板。先頭のコールには1ストライクから3球連続でボールとなり、その後カウント3-2から四球を与えた。その後ダブルスチールで二、三塁とされたが、ロハスを遊ゴロに打ち取ってピンチを脱した。
試合後には「マウンド行ったら力んでしまった。気持ちが入りすぎてひっかけてしまった、感覚、体調はすごく良かったので、メンタルの部分というか、気負わずに行けたらよかった」と振り返った。
松井は二塁走者からグラブの中の球種が見えないよう、セットポジションの位置を試行錯誤。「二塁ランナーもすごく覗いていたので、ドジャース含めていろんなチーム、そういうのがあるので。不利にならないように、自分を助ける意味で。今日もキャッチボールから準備をしていた。グラブの位置が変わるとデリバリー(投球動作)も変わってくるので……もうちょっとでしたね」と話した。
チームは2-3で惜敗も「チームの雰囲気はいい」と語る。カードの残り2試合を終えても、4試合を挟んでまたも首位を争うドジャースと3連戦。チームのために必死に腕を振る。
(Full-Count編集部)