ド軍指揮官、佐々木朗希の154キロに「少し驚き」 球速戻らずも「心配まではしていない」

ドジャース・佐々木朗希【写真:荒川祐史】
ドジャース・佐々木朗希【写真:荒川祐史】

試合前に取材に応じる

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は15日(日本時間16日)のパドレス戦前、報道陣の取材に応じた。前日14日(同15日)に3Aで約3か月ぶりの実戦登板を果たし、2回0/3で3失点だった佐々木朗希投手について、球速が出なかったことに「少し驚きだった」と語った。

 佐々木は3Aオクラホマシティの一員として、ロッキーズ傘下3Aアルバカーキ戦に先発。初回にいきなり2失点を喫するなど、予定していた3イニングを投げ切れず降板。2回0/3を6安打、1四球で奪三振はゼロ。3盗塁を決められるという課題も露呈した。最速は95.7マイル(約154キロ)で、41球中ストライクは25球と制球も安定しなかった。

 この内容にロバーツ監督は「私としては、心配まではしていないと思う」とコメント。続けて「期待しているところでは90マイル後半に達することだが、これは(マイナーでの登板で)1度目だった」と述べ、まずは復帰への第一歩であることを強調した。

 一方で球速がまだ戻っていなかったことには「彼と個人的に話をして確認したいが、少し驚きだった」と語った。佐々木とは登板後まだ会っていないといい、今後の予定は未定という。

 佐々木はメジャー1年目の今季は8試合で1勝1敗、防御率4.72。右肩インピンジメント症候群で5月13日(同14日)にメジャー初の負傷者リスト(IL)入り。登板後には「最初ふわっとした感じで入っちゃって、力感も抑え気味になった」と語り、球速が出なかったのはコンディション面が原因ではないことを強調していた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY