結婚条件でまさかのハードル 初デートでプロポーズも…驚きの結末、GG佐藤の仰天告白

ポッドキャスト番組に出演した元西武・GG佐藤氏(左)とMCを務めた新保友映【写真:編集部】
ポッドキャスト番組に出演した元西武・GG佐藤氏(左)とMCを務めた新保友映【写真:編集部】

「Full-Count LABー探求のカケラー」にGG佐藤氏が登場

 野球評論家のGG佐藤氏(本名・佐藤隆彦)は西武入団の4年目となった2007年に25本塁打を放つなど一気にブレークし、同年オフに一般女性と結婚した。その大胆なプロポーズと驚愕のアプローチをポッドキャスト番組「Full-Count LABー探求のカケラー」で告白。当時のキャッチフレーズとしていた「愛の波動砲」について言及した。

 2007年のテーマは「愛」だったという佐藤氏は、その背景を赤裸々に語った。友人の結婚式に参列した際、新婦側の友人として来場していたひとりの女性に対し「見た瞬間に『はい、この子と結婚する』って決めたんです」と仰天告白。なんとか連絡先を交換すると、最初のデートで「結婚しよう」といきなりプロポーズしたという。

「佐藤さん、ふざけないでください」と“当然”の反応が返ってくると、「信じてもらえないから悔しかったんですよ。なので2度目のデートで結婚指輪を買っていったんです」。まだ交際前ではありながら、指輪を見せて本気度をアピールした。

 これにお相手の女性は「わかりました。では、今年はホームランを何本打ちたいんですか」。前年の佐藤氏の本塁打数は4本。プロ3年間の通算でも9本だったことを踏まえて「4から15になったらすごいじゃないですか。だから15本打ちます、と伝えました」。すると「わかりました。30本打ったら結婚してあげる」と、想像を絶する高いハードルが設定されたという。

 女性からすれば、絶対に不可能な数字を提示することで断念させることが狙いだったそうだが、佐藤氏も「カッコつけている手前、『分かりました。30本打ちます』と言っちゃったんです。それが2007年の『愛の波動砲』というテーマだったんです」と笑いながら明かした。

結婚条件クリアのために…掲げたテーマ「愛の波動砲」

 結婚の約束をモチベーションに2007年の佐藤氏は生まれ変わった。トレーニングや食事内容をすべて見直して改善。データも徹底的に叩き込んだ。別人格を作り上げ「一匹狼」のようにストイックに過ごしていたという。試合ごとに自問自答し、プレーを振り返った。お立ち台に上がれは「愛の波動砲」というフレーズも発していた。

「その結果、30本打ったんです……リアルにいうとシーズンで25本、オープン戦で5本。足して30本になったから、これでどうだと聞いたら『分かりました。結婚しよう』と言ってもらえたんです」

 オープン戦での本数を足すところがお調子者らしい“ご愛嬌”だが「前の年に4本だった人が25本打ったらすごいじゃないですか」と胸を張る。必死に努力する姿が愛する人のハートを射止め、さらには選手としての飛躍につながった。

【実際の音声】赤裸々に告白した「世紀の落球」 GG佐藤氏の生々しい当時の胸中

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