甲子園で敗戦直前…涙溢れる球児に「大号泣した」 打席での姿にSNSも感動「これが高校野球」

11回を投げ抜き最後の打者に
第107回全国高校野球選手権は17日に第12日目が行われ、第1試合で仙台育英(宮城)は沖縄尚学に延長タイブレークの末に3-5で敗れた。最終回で最後の打者となった選手の姿に、X(旧ツイッター)では「もらい泣き」がトレンド入りする事態となった。
試合は序盤から一進一退の展開となり、3-3で延長タイブレークに突入。延長11回に沖縄尚学が適時三塁打などで2点を挙げ、勝ち越しに成功した。仙台育英の吉川陽大投手(3年)は11回151球を投げ抜く力投を見せるも、最後に力尽きた。
さらに直後の仙台育英の攻撃は、先頭打者が併殺打に倒れ、2死三塁で打席を迎えたのは吉川。中継で顔がアップで映されると、目は潤んでいた。最後は痛烈な打球を放つも、二塁手の攻守に阻まれ、一塁ベース頭から滑り込むも及ばず。しばらく起き上がることができず、うつ伏せのまま塁審から背中をポンポンと叩かれ、仲間に抱えられながら整列に向かった。
この様子にSNSの高校野球ファンが反応。「打席に立つ吉川くんを見ていて、なんとか次に繋いでくれ!! という思いでテレビ越しに応援していました」「こっちまでもらい泣きや」「初めて甲子園現地で大号泣した」「感動をありがとう」「胸熱」「これもまた甲子園の醍醐味」「こっちまで泣けた」「これ家族全員で号泣しながら見てた」「これ家族全員で号泣しながら見てた」「これが青春、これが高校野球。ありがとう」などの声が相次いだ。
(Full-Count編集部)