不振ベッツの苦悩「つらい」 12年目で初の“壁”…上がらぬ打率「どう乗り越えたら」

「私にできることは、ただチームの勝利に貢献しようとすることだけ」
ドジャースのムーキー・ベッツ内野手が苦悩のシーズンを送っている。ここまで113試合で打率.241、12本塁打、56打点、OPS.675。「今まで経験したことがない」と悩める心境を明かした。
米メディア「ヤフースポーツ」のポッドキャスト番組「Baseball Bar-B-Cast」に出演。「今シーズン、目標達成に向けて進んできたけれど、到底達成できそうにないことを受け入れるのは本当にがっかりする。本当に落ち込む」とため息を漏らした。
「キャリアを通して、目標にかなり近づいてきたのに。毎日のように全ての記者から(不振について)質問攻めに遭う」とベッツ。「だから、僕はただ『今日勝つために、今日できることは何でもする』という気持ちで頑張ることにしているんだ。4打数0安打でも、犠牲フライで打点が取れてチームを助けられたり、守備でいいプレーをしたり、何かが役に立つかもしれない。そう考えに変えてからは、(苦しい)1日を乗り越えることに助かっている」と変化を口にした。
打順の変更もあったが、上がらぬ打率に「.230という数字を見ると、つらい」と目を見開く。「今、こんな、人生で一度も経験したことがないような状況に直面して、どう乗り越えたらいいのかわからない。だから、私にできることは、ただチームの勝利に貢献しようとすることだけだ。それができれば、少なくとも夜は眠れるからね」と自分に言い聞かせるように話した。
(Full-Count編集部)