大谷翔平が去って1年半 エ軍ファンは不満を持っているのか…胸中を米メディアが討論

大谷翔平は2023年オフにドジャースへ移籍した
大谷翔平投手がドジャースに移籍してから約1年半。果たしてエンゼルスファンはどう思っているのだろうか。米メディアは古巣ファンの胸中について言及した上で、“新天地”で活躍する大谷の選択に理解を示している。
米メディア「ジョムボーイ・メディア」のポッドキャスト番組「クリス・ローズ・スポーツ」が14日(日本時間15日)で、司会のクリス・ローズ氏が「オオタニがドジャースに移籍してから1年半、エンゼルスファンはショウヘイ・オオタニをどう認識していると思う? 我慢できないくらい嫌いだと思う?」と提起。元ツインズのトレバー・プルーフ氏は「全然そうではないと思う。もしそうだとしたらイカれてるね。ファンは彼のことを愛すべきだよ」と応じた。
プルーフ氏は2023年オフの交渉でエンゼルスが「ドジャースが提示できるものに見合うものを出すことができなかった。ショウヘイはエンゼルスファンに対して何も悪いことはしていない」と、大谷の“移籍判断”に理解を示した。
ローズ氏が「彼ら(エンゼルスは)は彼(大谷)とマイク・トラウトのために十分なチームを作ることができなかった。毎年のようにポストシーズンの枠を争うレベルで戦っていたら彼は残っていたと思う?」と質問。プルーフ氏は「残っていたと思うよ。彼はロサンゼルスの市場にいたかったわけだし」と返答していた。
ローズ氏はエンゼルスファンの知人に感情を問うメールをし「メッツに移籍したら、ただ単に他球団に移籍したと思っていたけど、ドジャースに移籍したからよりグサッとくる」と連絡がきたと明かした。それもプルーフ氏は「それはショウヘイに対して不満を持っているのではなく、彼ら(エンゼルス)の現状に不満を持っているということだ」と代弁。ローズ氏も納得していた。
(Full-Count編集部)