不振、離脱…428億円投資も見合わぬ“代価” ド軍投手陣の「高額年俸に見合わない」選手

ドジャースのタナー・スコット【写真:ロイター】
ドジャースのタナー・スコット【写真:ロイター】

「ブリーチャー・レポート」が“もらいすぎ選手”を羅列

 オフの大型契約が話題となったドジャースだが、開幕後は怪我人が続出し、ファンを心配させている。現状で12人の投手が負傷者リスト(IL)入りしており、米メディアは「年俸もらいすぎのチーム」として言及している。

 米メディアの「ブリーチャー・レポート」は「MLB2025年 オール・オーバーペイド(年俸もらいすぎ)チーム」としてドジャースの投手陣を紹介した。12日(日本時間13日)の記事で、年俸1000万ドル(約14億7000万円)を受け取っている選手はメジャーに180人超いるとして、各ポジションの“もらいすぎ選手”をピックアップしている。

 ドジャースの総年俸は5億1360万ドル(約760億円)に達するとして、「オーバーペイド」の選手を羅列した。ブレイク・スネル投手は5年1億8200万ドル(約271億8000万円)で昨年12月に入団。同メディアは約4か月の離脱を指摘し、8月の復帰後は3試合で2勝1敗、防御率1.69としているだけに、これからの活躍で「シーズン最初の110試合で彼がドジャースにほぼ何も貢献しなかったことは、いずれ忘れられるだろう」と伝えている。

 そのほかには、1月に年俸1300万ドル(約19億1600万円)で加入したが4勝3敗、防御率4.31でILに入っているカービー・イエーツ投手。昨年オフに4年総額7200万ドル(約106億円)で加わったが、セーブ失敗を繰り返し現在は同じくIL入りしているタナー・スコット投手の名前が挙げられていた。

 また、昨年オフに2年2200万ドル(約32億円)で再契約したブレイク・トライネン投手の名前も。37歳右腕は16試合の登板で0勝2敗、防御率3.86となっている。ドジャースは現在、ナ・リーグ西地区首位にいるものの、同メディアは名前を並べた選手らについて「高額な年俸に見合わない平凡な先発投手の状況が手がつけられないレベルになっている」と嘆いていた。

(Full-Count編集部)

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