大谷翔平、“幻”の44号に苦笑い 悔しい「12/30」…敵地なら柵越えにダルビッシュ安堵

左翼ポール付近への特大飛球
【MLB】ドジャース ー パドレス(日本時間18日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地でのパドレス戦に「1番・指名打者」で先発出場。2回の第2打席で飛距離105メートルの左飛を放った。MLB公式データによると、30球団の本拠地のうち12球場では本塁打になっていた当たりで、敵地ペトコパークであれば本塁打になっていた。大谷と相手先発のダルビッシュ有投手は対照的な表情を浮かべた。
4-0のリードで迎えた2回1死一塁で、大谷が放った打球は左翼ポール付近への大飛球。打球初速104マイル(約167キロ)、飛距離346フィート(約105.4メートル)、角度41度の当たりはMLB公式の「ベースボール・サバント」では敵地では本塁打に“認定”されていた弾道だった。
大歓声に押されて打球は伸び、左中間寄りで構えていた相手左翼のラウレアーノがなんとか落下地点に入り、体勢を崩しながらもキャッチ。大谷は悔しそうな笑みを浮かべ、ダルビッシュは安堵の表情をみせていた。
両者の明暗が分かれた“幻の44号”。ホッとしたのがビジター球団のダルビッシュという皮肉な結果となった。そのほかレッズやホワイトソックス、レッドソックス、ヤンキース、マリナーズなど12球団の本拠地だと本塁打になっている当たりだった。