57億円もらって出場ゼロ…エ軍35歳は「史上最高レベルのお荷物」 米でも厳しい指摘

レンドンの今季年俸は約57億円も…シーズン終了の可能性
完全に輝きを失ってしまった。エンゼルスのアンソニー・レンドン内野手が米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」が選ぶ三塁手部門のワーストコスパ選手に選出された。今季年俸は年俸3860万ドル(約56億7800万円)で出場ゼロ。「今や史上最高レベルのお荷物」と辛辣な評価を受けた。
レンドンはナショナルズ時代の2019年には146試合で打率.319、44二塁打、126打点、OPS1.010をマークして打点王を獲得。プレーオフでも活躍し、球団初のワールドシリーズ制覇に貢献した。同年オフにFAとなり、エンゼルスと7年総額2億4500万ドル( 約360億3700万円)の契約を結んだ。
1年目の2020年こそ、OPS.915をマークしたが、そこからは怪我に苦しんだ。出場可能な765試合のうち、わずか205試合にしか出場できていない。
同メディアは「レンドンはまったく別人のようになってしまった」とコメント。さらに「年を追うごとに、こうした記事におけるレンドンの項目はますます悲しいものになっていく」と厳しい口調で指摘した。
「2017年、2018年、2019年はいずれも打率3割以上をマークし、3年間の(合計の)OPS.953は規定打席に達した打者の中で5番目に高かった」と同メディア。チームはメジャーワーストの10年連続でプレーオフ進出を逃している。このまま、現役生活に終止符を打ってしまうのだろうか……。
(Full-Count編集部)