ド軍3Aに“超豪華メンバー” 106億円守護神、韓国の逸材…ロバーツ監督明かす現状

ドジャースのエンリケ・ヘルナンデス【写真:ロイター】
ドジャースのエンリケ・ヘルナンデス【写真:ロイター】

キケらが打撃練習再開、イエーツら救援投手陣も着実な進展

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は17日(日本時間18日)の試合前会見で、負傷者リスト(IL)入りしている主力選手の復帰に向けた状況を明かした。「キケ」ことエンリケ・ヘルナンデス内野手とキム・ヘソン内野手が同日、フィールドで打撃練習を行い、3Aオクラホマシティでリハビリ調整試合への参加が今週中に予定されていることが明らかになった。

 チームのムードメーカーとして知られるキケは、左肘の炎症で7月初旬に負傷者リスト(IL)入りしており、15日(同16日)には三塁でフレディ・フリーマン内野手らとともに守備練習を行っていた。左肩痛で7月末にIL入りしたキム・ヘソンもキケ同様に打撃練習で汗を流し、復帰へ向けて確実に前進している。

 離脱中の選手らの現状について問われたロバーツ監督は「彼(キケ)は今週、マイナーで(試合に出場し)調整を行うだろう。彼にとっての大きなステップだ。前に進むことを心待ちにしていることだろう。(キム)ヘソンもどこかのタイミングで(マイナーでの調整試合に)行くことになるだろう」と説明した。

 またIL入り中の投手陣についても進展があり、同監督は「タナー(スコット投手)とカービー(イエーツ投手)もそうなるだろう」と続けた。前日16日(同17日)の指揮官の発言と合わせると、オフに4年7200万ドル(約106億2300万円)で契約し左肘の炎症で離脱中のスコット、そして腰痛で欠場しているイエーツは19日(同20日)に3Aオクラホマシティでリハビリ調整の試合に登板予定となっている。

 現在、3Aには右膝の炎症からの復帰を目指すマイケル・コペック投手もリハビリ調整中を行っている。16日(同17日)には1回1安打無失点の結果を残していた。

 こうした“主力”選手たちは、本来であれば2年連続の世界一へ向けて大谷翔平投手らと共闘しているはずだったが、ドジャースはベストメンバーが揃っていない状況。ロバーツ監督はキケとキムのリハビリ調整のタイミングについて「今週」と言及するに留めたが、ほぼ同じタイミングでこうした豪華メンバーが3Aに同時に集結する可能性があり、ドジャース“本隊”と同様、マイナーでの動きも気になるところだ。

(Full-Count編集部)

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