山本由伸、7回3失点も1球を反省「甘くいってしまった」 痛恨同点弾で11勝目ならず

勝利ならずも「全体的にいい投球が多かった」
【MLB】ロッキーズ 4ー3 ドジャース(日本時間19日・デンバー)
ドジャースの山本由伸投手は18日(日本時間19日)、敵地でのロッキーズ戦に先発。7回を投げて103球、4安打6奪三振3失点だった。1点リードの7回に同点弾を浴び、11勝目はお預けとなった。試合後には痛恨の1級を「ちょっと甘くいってしまった」と反省を口にした。
初回はモニアックをカーブで空振り三振に仕留めるなど3者凡退。2回も2三振を奪う立ち上がりだったが、3回に四球と安打で無死一、二塁とされると、9番リッターに右前へ2点適時打を浴びて同点に追いつかれた。
その後は4回から6回までを3者凡退に抑える完璧な投球。しかし、1点リードの7回に1死からトーバーに痛恨の同点ソロを浴びた。その後は四球と安打で2死一、三塁とされるも、リッターを遊ゴロに打ち取って勝ち越しは許さなかった。
投球内容は良かっただけに、同点弾について「打たれた球はインコース高めのツーシームだったんですけど、それをがちょっと甘くいってしまった」と失投を悔やんだ。それでも「全体的にいい投球が多かったと思いますし、球数も少なくいってました」と振り返った。
山本は3回と7回以外は安打も四球も与えない好投だったが、ドジャース打線は終盤に沈黙。最終回にロブレスキーがつかまり、サヨナラ負けを喫した。
先発投手の故障が相次ぐ中、チームでは唯一開幕から先発ローテを守ってきた山本。大谷、グラスノー、スネルらが復帰し、終盤に向けて「素晴らしい先発のピッチャーが揃ってるので、しっかり自分のことに集中して、1試合1試合ベストなパフォーマンスを出していけるように僕自身は頑張りたいなと思います」と気を引き締めた。
17日(同18日)に誕生日を迎え“27歳初マウンド”となった心境を問われると「特にありませんけど、まだまだフレッシュにと言いますか、頑張りたいと思います」と笑顔を見せていた。
(Full-Count編集部)