大谷翔平は「楽勝でMVPだ」 米メディアが一斉に…理解不能の“19”が与えた衝撃

大谷が放った44号は角度19度の衝撃弾
【MLB】ドジャース 11ー4 ロッキーズ(日本時間20日・デンバー)
ドジャース・大谷翔平投手がかっ飛ばした異次元の“超低空弾”に米メディアも続々と反応した。19日(日本時間20日)、敵地でのロッキーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、第2打席で6試合ぶりの44号ソロ。リーグトップタイの一発に、米メディアは「楽勝でMVPだ」などと惜しみない称賛を送った。
あっという間の出来事に敵地は騒然となった。3点リードで迎えた2回の第2打席、相手左腕ゴンバーの145キロを捉えた打球は、弾丸ライナーでスタンドへ。打球速度115.9マイル(約186.5キロ)、飛距離413フィート(約125.9メートル)の一発で、特に目を引いたのは打球角度。本塁打の角度とは思えない19度の低空ライナーで右翼にあるロッキーズブルペンに飛び込んだ。
地元メディア「ドジャース・ネーション」のダグ・マッケイン記者は自身のX(旧ツイッター)で「ショウヘイ・オオタニは完璧に打ち負かし、ロッキーズブルペンに115.9マイルの本塁打を放った。これでナ・リーグトップのシュワーバーと並んで、今シーズン44本。楽勝でMVPだ」と称えると、ドジャース専門サイト「ドジャー・ブルー」や「FOXスポーツ」でアナリストを務めるベン・バーランダー氏も大谷の驚愕弾をすぐさま取り上げた。
この試合、大谷の安打は本塁打のみだったが、4試合連続安打を記録。2得点をあげ、120得点はメジャー断トツ1位の数字となっている。20日(同21日)のロッキーズ戦では今季10度目の先発予定。二刀流での出場が予定されており、米メディアの注目も一層大きくなりそうだ。
(Full-Count編集部)