ジャッジ40号が号砲…ヤ軍が衝撃の3者連続HR 4度目の“大台”到達で球団史上4人目の快挙

初回、ヤ軍が3者連続HRで3点を奪う猛攻
【MLB】レイズ ー ヤンキース(日本時間20日・タンパ)
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は19日(日本時間20日)、敵地での同地区レイズ戦で40号を放った。2試合ぶりの一発は8月3本目となり、自身4度目の40本塁打を達成。今季メジャー4人目の“大台”に乗せた。ジャッジの豪快弾直後に、3番・ベリンジャー、4番・スタントンも続き、ヤンキースは初回から3者連続弾の猛攻を見せている。
初回1死で迎えた第1打席、ジャッジは、レイズ先発バズの3球目92.3マイル(約148.54キロ)のカットボールを捉えると、打球はぐんぐん伸びてバックスクリーンへ。打球速度112.3マイル(約180.73キロ)、飛距離429フィート(約130.76メートル)、角度29度の一撃だった。ジャッジの豪快弾に悲鳴にも似た観客の声が響きわたり、敵地は騒然となった。
ジャッジの40号で先制すると、ベリンジャーが23号、スタントンが13号を放ち、衝撃の3者連続弾。ヤンキース打線の破壊力を見せつけ、試合の主導権を握った。
MLB公式はX(旧ツイッター)で「ベーブ・ルース(11回)、ルー・ゲーリック(5回)、ミッキー・マントル(4回)に並んで、アーロン・ジャッジ外野手はヤンキースの選手として40本塁打以上を4シーズン達成した」と、偉大な記録とともにジャッジの“大台”到達を報じた。シーズン途中に離脱した期間はあったが、不安を一掃する豪快な一発で、MLB史を代表するスラッガーたちの仲間入りを果たした。