大谷翔平が証明した揺るぎない価値 早くも大胆予想…評価された“復活”

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

MLB公式が「オールMLBチーム」を早くも予想。

 レギュラーシーズンの熱戦がまだまだ続く中、日本でのベストナインに相当する「オールMLBチーム」を、MLB公式サイトが早くも予想した。ドジャースの大谷翔平投手は当然のごとく指名打者の「ファーストチーム」予想に上がっており、昨年の「50本塁打&50盗塁」とは違った部分が高く評価された。また、山本由伸投手も候補として名を連ねている。

 MLB公式サイトが18日(日本時間19日)に予想記事を公開した。同サイトの専門家が、シーズン終了時のオールMLBのファーストチーム、セカンドチームの選手たちを早くも予想している。

 指名打者ではシュワーバー(フィリーズ)を抑え、ファーストチームの予想には大谷が入った。「50本に到達する可能性は十分ある。一方で盗塁数は今季わずか17にとどまっているが、投手としてマウンドに復帰し、23回1/3を投げて32奪三振、防御率3.47という成績をマークすることで、それを補っている」と批評した。

 昨季は指名打者に専念したため「WAR」では不利だった大谷だが、今季は投手として復活したことにより、守備の評価も加算。WARはジャッジ(ヤンキース)、ローリー(マリナーズ)に次いでメジャー3位であることにも触れた。

 さらに「セカンドチーム」の先発投手として、山本がイオバルディ(レンジャーズ)、フリード(ヤンキース)、ボイド(カブス)、ウィーラー(フィリーズ)とともに選ばれた。「2年目のシーズンで大成功を収めている」と、これまで10勝をマークした好投を評価。故障者続出のドジャースで唯一、開幕から先発ローテを守っていることで「揺るぎないエースとしての地位を確立した」と評した。この他、ドジャースからはセカンドチームの捕手にスミスも予想メンバーに入った。

 他にファーストチームでは、捕手にローリー、一塁手にゲレーロJr.(ブルージェイズ)、二塁手にマルテ(ダイヤモンドバックス)、三塁手にラミレス(ガーディアンズ)、遊撃手にウィットJr.(ロイヤルズ)、外野手にジャッジ、クロウ=アームストロング(カブス)、タティスJr.(パドレス)が選ばれた。先発投手はスクーバル(タイガース)、スキーンズ(パイレーツ)、クロシェット(レッドソックス)、サンチェス(フィリーズ)、ブラウン(アストロズ)、救援投手はムニョス(マリナーズ)、デュラン(フィリーズ)が予想に上がっていた。

(Full-Count編集部)

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