激闘直後…エース左腕が駆け寄った相手「マジで泣きそう」 NHK中継が捉えた“感動の光景”

試合後の両校ナイン【写真:加治屋友輝】
試合後の両校ナイン【写真:加治屋友輝】

沖縄尚学は夏初の甲子園決勝

 激闘直後に感動の光景が生まれた。第107回全国高校野球選手権大会は21日、準決勝が行われ、沖縄尚学が5-4で山梨学院に勝利。夏初の決勝進出を果たした。大激戦を終えて両校ナインが整列する中、「泣ける……」「号泣」「最高すぎる」とファンの心を捉えた場面があった。

 試合はともに2年生でエースに君臨する、沖縄尚学・末吉良丞投手と山梨学院・菰田陽生投手がマウンドに上がった。山梨学院が初回に先制すれば、その裏に沖縄尚学も取り返す展開。すると、菰田はわずか16球で途中交代し、その後は一塁に回った。

 その後は5回に山梨学院が失策絡みで2点を勝ち越し、6回も末吉の送球エラーもあって追加点を奪った。なおも2死二、三塁のピンチを招いたところで、末吉は降板した。その後は新垣有絃投手(2年)が粘りの投球を見せると、6回裏に沖縄尚学が3点を返して同点に。さらに7回、比嘉大登内野手(3年)の右前打で勝ち越し。9回は2死一、二塁となるも、凌ぎ切った。

 その後、両校ナインが健闘を讃え合う中、末吉が向かった相手がいる。同じ2年生の菰田だった。肩をポンと叩き、会話を交わすと、それぞれが列に戻っていた。NHK中継が捉えたエース同士の“空間”に「末吉が菰田のとこ行って声かけて2人がやりとりしてたの見て泣きそう」「最後末吉君と菰田君は何を話してたんだろうな」「来年も会おうなってやつかな」「菰田くんと末吉くんが最後話してたの感動」「最後の握手で末吉くんが菰田くんに声掛けてたの見て号泣」とファンも涙がこぼれた。

【実際の様子】激闘を終え…沖縄尚学・末吉が向かった“相手”「何を話してるのかな」 ファン号泣

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