大谷翔平に被弾翌日、9億円左腕が“退団”の可能性 0勝7敗、防御率7.49で立たされた岐路

ロッキーズのゴンバーが登板翌日にアウトライト
ロッキーズは20日(日本時間21日)、オースティン・ゴンバー投手をアウトライトウェーバーにかけたと米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者が報じた。
ゴンバーは19日(同20日)、本拠地でのドジャース戦に先発。2回に大谷翔平投手に44号ソロを浴びるなど3回7失点で降板。9安打2四球で毎回走者を出す苦しい投球で7敗目(0勝)を喫していた。
記事の中でナイチンゲール記者は「ロッキーズは不振の先発左腕、オースティン・ゴンバーをアウトライトウェーバーにかけた。彼は(今シーズン)635万ドル(約9億3600万円)を稼いでいる」と、高年俸がネックとなり、アウトライトにつながったことに触れている。
31歳左腕は今季12試合に登板し0勝7敗、防御率7.49と一度も白星を掴むことができていなかった。通算では168試合に登板し35勝47敗、防御率5.08の成績を残している。
アウトライトウェーバーに掛けられたため、現状では他球団がゴンバーを獲得することは可能な状況となっている。もし獲得に名乗りを上げる球団が現れない場合は、ロッキーズはゴンバーの所有権をマイナーに移すことも可能だが、サービスタイムが5年を超えているためマイナー行きを拒否してFAになるという道も残されている。
(Full-Count編集部)