大谷翔平、今季初黒星に謝罪「申し訳ない」 打球直撃は「今の段階では大丈夫」

試合後に取材に応じたドジャース・大谷翔平【写真:上野明洸】
試合後に取材に応じたドジャース・大谷翔平【写真:上野明洸】

4回9安打5失点で「自分の投球に不満がある」

【MLB】ロッキーズ 8ー3 ドジャース(日本時間21日・デンバー)

 ドジャース・大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、敵地でのロッキーズ戦に「1番・投手兼指名打者」で出場した。打者では2打数1安打、1四球で投手としては4回9安打5失点で今季初黒星を喫した。

 4回にはベック、バーナベルに連打を浴び、守備が乱れる間に3点目を失うと、続くモニアック、ドイルにも連打。続くアルシアの痛烈なライナーが右脚を直撃して内野安打となり、大谷は痛そうな様子で足を引きずり場内は騒然となった。そのまま続投したが、この回を投げ終えるとマウンドを降りた。

 脚の状態については「今の段階では大丈夫なんじゃないかなと思いますし、しっかりケアをして早く通常の状態に戻れるようにしたいと思います」と患部について説明した。怪我が大事に至らなかったことに「膝ではなかったので最悪のシチュエーションではなかったと思いますし、明日以降、しっかり経過を見守りたいと思います」と語った。

 登板内容については「チームに申し訳ない情けないという投球の内容ですし、ただただ、自分の投球に不満があるというか情けないなという感じです」と反省した。

“打者天国”と称される、標高が高いクアーズフィールドでの投球となったが「ブルペンで確認しながら、ボールが動かないというのは理解しているので言い訳にならない。しっかり次に活かせるように反省したいと思います」と表情を引き締めた。

 高地で体力的な影響はなかったという。「ただただ自分の投球内容として、ゲームの中で思うようにいかないときに1つでも2つでも工夫できるところが増えるといいのかなと思います。術後、リハビリの過程で、イニングが増えていくなかでもう少し先発投手として引き出しが増えてくれば、もう少し楽な展開になったと思います」と反省しきりだった。

(Full-Count編集部)

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