甲子園の“忘れていた事実”に落胆「寂しい」 準決勝の激闘直後…SNSで溢れた嘆きの声

第2試合では沖縄尚学が決勝進出を果たした【写真:加治屋友輝】
第2試合では沖縄尚学が決勝進出を果たした【写真:加治屋友輝】

甲子園決勝は23日午前10時に開始予定

 第107回全国高校野球選手権大会は21日、準決勝が行われ、第1試合で日大三(西東京)が県岐阜商に延長タイブレークの末に4-2で勝利。第2試合では沖縄尚学が5-4で山梨学院に逆転勝ちを収めた。一方でファンは「寂しいな」「夏が終わる」と“悲しい”気持ちも味わっているようだ。

 朝8時から激闘の連続だった。第1試合の日大三は初回に幸先よく先制するも、2回に同点に追いつかれると、5回に勝ち越し打を浴び、甲子園のムードも県岐阜商に流れていった。それでも8回、リリーフ登板したエース・近藤優樹投手(3年)が同点打を放つと、延長10回タイブレークでも近藤が勝ち越し打。最後も反撃を断ち切った。

 さらに、第2試合も息詰まる試合となった。お互いに初回から得点を重ねると、5回には沖縄尚学・末吉良丞投手(2年)が失策絡みで2点を勝ち越され、6回も末吉の送球エラーで追加点を奪われた。それでも、直後に3点を取り返すと、7回についに勝ち越しに成功。沖縄尚学が夏では初の決勝に進んだ。

 熱戦に次ぐ熱戦。しかしその裏で、「残り1試合かぁ……」「終わっちゃうの寂しいよ」「夏も終わりに近づいてきました」「夏が終わる感じがして寂しいな」とSNS上では残す試合が“決勝だけ”だという事実に落胆する声も広がった。5日に開幕した今夏の甲子園は、22日の休養日を経て23日午前10時から決勝戦が行われる。頂点に立つのは果たして、日大三か沖縄尚学か。

(Full-Count編集部)

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