“韓国の至宝”わずか24試合で再び離脱 43億円契約に米辛辣「金の無駄」

右肩の負傷で出遅れ、今度は腰を痛める
レイズは21日(日本時間22日)、キム・ハソン内野手が腰の炎症により10日間の負傷者リスト(IL)入りしたと発表した。20日(同21日)に遡っての適用。今季は右肩の負傷で出遅れた“韓国の至宝”は、さらに厳しい立場に追いやられている。
レイズは代わって3Aダーラムからカーソン・ウィリアムズ内野手をメジャーに昇格させた。キムは今季ここまで24試合で打率.214、2本塁打5打点にとどまっている。
キムは2023年にユーティリティ部門でゴールドグラブを獲得するなど、17本塁打、38盗塁と活躍。だが、昨年8月に右肩を負傷したことでFAでの市場価値は急落。オフにパドレスからFAとなり、1月にレイズと2年2900万ドル(約43億円)で契約を結んだ。だが、右肩手術の影響で出遅れ、今季は7月4日(同5日)が初出場と大きく出遅れていた。
復帰から2か月足らずでの離脱に、ファンからはSNSで「なんという災難」「彼の契約は間違いだったな」「ほとんど隔週レベルで故障者リスト入りしてるって感じ」「DFAにしてしまえ」「キムは故障者リストに入って笑いが止まらないだろう。給料をもらいながらの1年間の休暇だ」「これがキム・ハソンを見る最後になるのかな?」「とにかくこの契約は金の無駄だった」「レイズ史上最悪のFA契約じゃないか?」「彼はもう二度とレイズのユニホームを着るべきじゃない!」など、散々な言われようとなっている。
1年目終了時にオプトアウト権がつく契約を結んでいるキム。今季レイズで最高額となる1300万ドル(約19億2900万円)の年俸だが、その金額に見合った活躍とは程遠い。1年前の負傷から、一気に苦しい状況に陥っている。
(Full-Count編集部)