甲子園決勝直前…“宿敵”からの言葉に「泣いた」 学校の垣根超えた友情が「本当に尊い」

勝利を分かち合う沖縄尚学ナイン【写真:加治屋友輝】
勝利を分かち合う沖縄尚学ナイン【写真:加治屋友輝】

興南が沖縄尚学にエール

 第107回全国高校野球選手権大会の決勝が23日に行われ、沖縄尚学が日大三(西東京)と対戦する。沖縄尚学は夏の甲子園では初の決勝進出。試合を前に“宿敵”から届いたエールに感動の声が寄せられている。

 前日22日、興南学園広報部はX(旧ツイッター)で「沖縄県大会準決勝で興南は負けましたが……沖尚さんはそれ以降も負けずに決勝進出!! 沖縄県民として 同じ野球を愛する者として エールを送りたいと思います!」と投稿。最後は沖縄弁で頑張れを意味する「ちばりよー! 沖縄尚学!」と綴った。

 興南は今夏の沖縄大会で準決勝で沖縄尚学と対決。初回に先制したものの、6回に3点を逆転され1-3で敗れていた。その後も沖縄尚学は勝ち上がり、県勢としては興南が2010年に日本一に輝いて以来の決勝となった。

 この投稿では準決勝後のエール交換の様子も映し出されていた。SNSでは「興南さん、素敵です!!」「高校球児素晴らしい」「負けた悔しさもある中で、この想いをエールに乗せられるって本当に尊いな……見習いたい 何回見ても涙が出てきちゃう」「泣いた」と感激していた。

(Full-Count編集部)

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