大谷翔平に「別れのキスをしよう」 豪快45号に米実況唖然…CY賞右腕が分析した“読み勝ち”

大谷翔平はパドレス戦の最終打席で豪快弾
【MLB】ドジャース 8-2 パドレス(日本時間25日・サンディエゴ)
ドジャース・大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、敵地でのパドレス戦に「1番・指名打者」で出場し、第5打席で松井裕樹投手からリーグトップに並ぶ45号を放った。飛距離409フィート(約124.7メートル)という豪快な一発に地元放送局も唖然となった。
7-2で迎えた9回1死、松井が投じた5球目の94.1マイル(約151.4キロ)のフォーシームを完璧に捉え、右中間スタンドに運んだ。打球速度108.9マイル(約175.3キロ)、飛距離409フィート(約124.7メートル)、角度28度の確信弾だった。
地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」で実況を担当するジョー・デービス氏は「オオタニが打った! 右中間へ! 別れのキスをしよう!」と興奮。解説で、元サイ・ヤング賞右腕のオーレル・ハーシュハイザー氏は「ショウヘイは(普段)全身を使って打つ打者だとは思わないかもしれません。ですが特定の球を狙って、相手の攻め方を知っている時は、内角高めの速球に対しては全身を使って(思いっ切り)打ちます。彼は捉えましたね」。大谷の“読み勝ち”で生まれた一発だったと説明した。
さらに「試合開始から(パドレスは)彼に対して内角高めの球を投げ続けていました。それ以降、彼は狙っていました。最終打席で捉えることができましたね」と分析。大谷が宿敵との直接対決の最後の打席でみせた適応能力の高さだった。
(Full-Count編集部)