甲子園人気に米国人も愕然「クレイジーだ」 朝8時で4万人超…「今までに見たことある?」

「ファイブツール・スポーツ」のジェフリー・カーン氏が驚いた光景
第107回全国高校野球選手権大会は23日に決勝戦が行われ、沖縄尚学が日大三(西東京)に3-1で勝利し、初優勝を飾った。試合は前売りの段階で全席が完売し、大観衆の前で頂上決戦が開催された。日本の高校野球人気に、米国の識者も「クレイジーでクール」と驚きを隠せなかった。
甲子園を訪れたのは、米学生野球のイベントを主催する「ファイブツール・スポーツ」のジェフリー・カーン氏だ。同氏は準決勝の第1試合から観戦し、バックネット裏からの写真を投稿。「阪神甲子園球場。ところで、これは8時開始の第1試合で、満員だ」と目を見開いた。
カーン氏は決勝戦も観戦し、「米国でこんな高校野球の試合を今までに見たことがある? 夏の甲子園決勝戦に4万人以上が詰めかけている。クレイジーでクールだ。」と綴り、客席から撮影した超満員の甲子園の映像を公開した。
大会本部によると入場者数は4万5600人となり、全席指定となった2022年の第104回大会以降では歴代最多の数字だった。また、累計でも入場者数は72万4700人で、昨年の67万800人を大きく上回るなど、大盛況で幕を閉じた。