大谷翔平が塗り替えるMLB150年史 早くも並んだ大記録…興奮した米記者も怒涛の“4連投”

MLB公式のサラ・ラングス記者は自身のXを4連続で更新
【MLB】ドジャース 8-2 パドレス(日本時間25日・サンディエゴ)
またしても歴史に名を刻んだ。ドジャース・大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、敵地でのパドレス戦に「1番・指名打者」で先発出場。9回の第5打席で松井裕樹投手から45号本塁打を放ち、リーグトップに再び並んだ。米メディアによれば、この一発で数々の新たな記録が誕生した。
MLB公式の記者で“記録マニア”として知られるサラ・ラングス氏は、直後に怒涛の“4連投”でデータを紹介。まず取り上げたのは「1番打者としてのシーズン本塁打数」で、大谷は今季41本に到達。2023年のロナルド・アクーニャJr.外野手(ブレーブス)に並び、歴代最多となった。昨季は2番での出場も多く、1番で放ったのは35本にとどまっていた。
さらに「チーム加入から2シーズンでの通算本塁打数」でも快挙。大谷はドジャース移籍後わずか2年で99本をマークし、歴代3位に浮上した。トップはベーブ・ルース(ヤンキース)の113本(1920~21年)で、2位はロジャー・マリス(ヤンキース)の100本(1960~61年)。伝説的スラッガーの数字に肉薄している。また「ドジャース球団史での加入後131試合における本塁打数」では、2001年のショーン・グリーンら3選手が記録していた42本を大きく上回り、単独1位に立った。
加えて、大谷ならではの特異なランキングもある。「シーズンで複数回先発登板した投手による本塁打数」だ。1位から4位まで大谷が独占しており、今季45号で早くも2位に“浮上”。自身最多の46本を放った2021年にあと1本と迫っている。
打席に立つたび、新たな記録が生まれる二刀流スター。残りシーズンは約1か月。大谷がどこまで数字を積み上げ、どれだけの記憶をファンに残すのか、期待は高まるばかりだ。
(Full-Count編集部)