ダルビッシュ、新フォームに好感触「差し込めている」 ド軍戦では大谷封じ…次回登板に手応え

前回登板ではドジャース打線を封じ3勝目
パドレスのダルビッシュ有投手が登板を2日後に控えた25日(日本時間26日)、敵地シアトルでブルペン投球を行った。
投球の合間に担当スタッフが撮る投球動作映像をチェック。また、内角へ投げる際には、打者を模した人形を置き左右の死球ゾーンも確認するなど、27日(同28日)のマリナーズ戦登板に向け変化球を織り交ぜて35球を投げた。ブルペン入りする前は、マ軍の長身右腕ギルバートにアドバイスを求められ外野でしばし談笑する姿があった。
ダルビッシュは、日米通算204勝目を挙げた7月30日(同31日)のメッツ戦から右肘の角度を大きく下げ、サイドスローに近い位置から腕が出る新フォームで投げている。前回22日(同23日)の本拠地・ドジャース戦では、大谷翔平を2打席で封じるなど安定した投球で6回1安打1失点、5奪三振で今季3勝目を挙げている。新投法には「横から投げてる方がベース盤の上では強いですし、差し込めている感じはします」と話し、好感触は続いている。
チームを4連勝に導きナ・リーグ西地区同率首位浮上に貢献した前回登板に続き、右腕は万全の準備でマウンドに上がる。
(木崎英夫 / Hideo Kizaki)