大谷の“真似”はNG…ド軍206億円男が自覚する立ち位置「ショウヘイになろうとしない」

ドジャース・大谷翔平(左)とウィル・スミス【写真:アフロ】
ドジャース・大谷翔平(左)とウィル・スミス【写真:アフロ】

ベッツからの問いに答える

 ドジャースのここまでの戦いを支えているウィル・スミス捕手が、自身の役割をポッドキャスト番組で語っている。大谷翔平投手らスーパースターを擁するチームの中で、攻守での自身の立ち位置について、その哲学を明かした。

 米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」のポッドキャスト番組「On Base with Mookie Betts」に出演し、チームの中での自分の役割について語った。同僚で、番組で司会を務めるムーキー・ベッツ内野手が「ドジャースにおける自身の役割をどう見ている? みんなが話すのはショウヘイだったり僕だったり、フレディだったりするわけだけど」と話題を振った。

 スミスは「打撃よりもキャッチングの方がより重要だと思う。1球1球に集中しないといけないし」と回答。ベッツも「特にこういうメンツだからね」と応じた。

 さらにベッツは「攻撃面で言うと、そんなに自分自身にプレッシャーをかけない感じかな?」と尋ねた。スミスは打撃について「いや、僕自身にも、すごく高い期待を持っているんだ。打席内で、自分のやろうとしていることについて、信頼するようにしている。しっかりとプランを持っているからね。とにかく頑張りすぎないようにするだけ。それが大事だと思う」と答えた。続けて「ショウヘイみたくなろうとしないというのかな。毎年50発打とうとしないとか。そんなことは現実に起きるわけがないからね、そうだろ? だけど、僕は出塁できるし、フレディが打って僕が生還することもできる」と述べた。

 スミスは昨年3月に10年1億4000万ドル(約206億8900万円)で契約延長し、今季ここまで打率.294、15本塁打、58打点と活躍。フリーマンに次ぐ打率をマークしており、メジャー屈指の捕手としてワールドシリーズ連覇を狙うチームを攻守で支えている。

(Full-Count編集部)

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