ド軍指揮官、大谷翔平に「5回を投げ切ってほしい」 前回の黒星から復調期待

試合前の取材に答える
【MLB】ドジャース ー レッズ(日本時間27日・ロサンゼルス)
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は26日(日本時間27日)、本拠地のレッズ戦前に取材に応じ、27日(同28日)に今季11度目の先発に臨む大谷翔平投手について「5回を投げ切ってくれることを期待している」と述べた。
ロバーツ監督は大谷の登板について「重要だ。ロングリリーフが待機しているのではなく、6人ローテで挑む。なので、5回を投げ切って、(リリーフに)負担をかけない重要性をショウヘイも理解している」とコメント。復帰後はイニング数を増やす一方、緊急降板などのアクシデントもあったが、「脱水症状、高度などの要素があったけど、明日の午後はいい天気になる。なので、5回を投げ切ってくれることを期待している」と答えた。
現在、ドジャースは6人で先発ローテーションをまわしていることには「今は6人で満足している。今後10日間のローテは決まっていない。休養日があるから、難しいね。今話し合っているところ」と言及。「間違いなく安定感がある。特にショウヘイの調整が進んでいるので、明日は5回を投げ切ることを期待している。彼は素晴らしい球を投げている。中継ぎもいい状態。今は5人はない」と述べ、当面は大谷を含めた6人制を維持する考えを示した。
6月に投手復帰を果たした大谷は今季10試合に先発し、27回1/3を投げて防御率4.61。前々回の13日(同14日)のエンゼルス戦は4回1/3を投げて4失点、前回20日(同21日)のロッキーズ戦は4回5失点で復帰後初黒星を喫している。復帰後、徐々にイニングを増やしているが、ここまで4回1/3が最長となっている。
(Full-Count編集部)