大谷翔平の“変化”にLA記者も注目「7球種を」 強調した“76-99”の凄み

本拠地でのレッズ戦に「1番・投手兼指名打者」で出場
【MLB】ドジャース ー レッズ(日本時間28日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、本拠地でのレッズ戦に「1番・投手兼指名打者」で先発出場。初回を2つの三振を含む3者凡退の立ち上がりだった。LA記者は“幅の広い”ピッチングに驚いたようだ。
初回先頭のフリードルに初球を左前に運ばれ、いきなり走者を出す立ち上がりとなった。しかし、ここからギアを上げる。マルテを3球で追い込むと、最後は大きな変化のカーブで空振り三振。続く“怪物”デラクルーズにはフルカウントからの8球目、縦変化のスライダーで空振り三振に仕留めた。続くヘイズは中飛とした。
初回を18球で封じると、米スポーツ局「ESPN」のオールデン・ゴンザレス記者は自身のX(旧ツイッター)を更新。「ショウヘイ・オオタニが無失点に抑えた初回、異なる7球種を投じた。球速は76マイル(約122.3キロ)から99マイル(約159.3キロ)だ」とし、“多彩な投球”に驚いた。
初回に最も多く投じたのはカーブの6球、次いでフォーシームが4球だった。スプリッター、スイーパー、スライダー、カッター、シンカーと持ち球を駆使し、過去10登板と少し異なる配球となっている。大谷はこの試合で白星を挙げれば、実に749日ぶりとなる。
(Full-Count編集部)