鷹・上沢が10勝、2021年以来の2桁 日本ハムはレイエス28号などで快勝…29日パの結果

オリックス九里が7回1失点で9勝目
29日、パ・リーグ公式戦3試合が行われた。日本ハムは楽天を5-0で完封、ソフトバンクはロッテに3-1で、オリックスは西武に8-1で勝利した。
日本ハムは6回、無死1塁から水谷瞬外野手の適時二塁打で先制。フランミル・レイエス外野手に28号2ランも飛び出しこの回4点を奪うと、7回にも1点を追加した。投げては先発の北山亘基投手が7回120球6安打2四球9奪三振無失点で8勝目をあげた。
敗れた楽天は先発の荘司康誠投手が6回に崩れ「均衡した試合展開のなかで、あのような形で大量失点してしまったことはとても悔しいです」と無念の降板。打線は中盤に3度得点圏に走者を置いたが、最後まで本塁が遠かった。
ソフトバンクは2回、2死から牧原大成内野手が二塁打を放つと、この日1軍復帰の栗原陵矢内野手に適時打が生まれ1点を先制。3回には近藤健介外野手の8号2ランで追加点を挙げた。
先発の上沢直之投手は、4回に2安打と四球で無死満塁のピンチを招いたが、ここを犠飛の最少失点でしのぐと、5回以降は二塁を踏ませない好投。6回107球4安打3四球6奪三振1失点で2021年以来となる2桁10勝目をあげた。
敗れたロッテは、先発のオースティン・ボス投手が6回95球5安打1四球3奪三振3失点で8敗目。打線も5安打1得点に終わった。
オリックスは2回、1死一、三塁のチャンスをつくると宗佑磨内野手が6号3ランを放ち先制。4回にも杉本裕太郎外野手と若月健矢捕手の適時二塁打で3点を加え試合の主導権を握った。
打線の大量援護を受けた先発・九里亜蓮投手は、3回に1点を失うも、それ以外は得点を許さず。7回122球7安打1四球5奪三振1失点の粘りの投球で9勝目をマークした。
敗れた西武は、先発・高橋光成投手が7失点と誤算。打線は3回に源田壮亮内野手が適時打を放つも、以降はチャンスであと1本が出ず大敗を喫した。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)