大谷翔平がベンチで見せた“何気ない”行動 近寄るロバーツ監督…「人間性が素晴らしい」

2023年8月10日ジャイアンツ戦以来、749日ぶりの白星
【MLB】ドジャース 5ー1 レッズ(日本時間28日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、本拠地でのレッズ戦で5回1失点9奪三振の力投を見せ、749日ぶりの勝利投手となった。疲労の色も見えた降板後のベンチ。歩み寄るデーブ・ロバーツ監督に見せた“振る舞い”が「こういう所が凄すぎる」「人間性がハンパなく素晴らしい」と称賛の声が寄せられた。
3回にソロを許したものの、4回には先頭で自ら右前打を放って出塁し、逆転につなげるビッグイニングをもたらした。4~5回は3者凡退に封じ、術後初めて責任イニングを全う。その裏はまたも先頭で打席を迎えた。凡退してベンチに戻ると、さすがに疲れた様子が見えた大谷。すると、ロバーツ監督がゆっくりと近寄り、握手を求めてきた。
交代と察した大谷は右手のバッティンググローブを急いで外し、ロバーツ監督と固い握手を交わした。そもそも、両リーグともにDH制が導入された現在、ピッチャーがバッティンググローブをつけること自体がほぼあり得ない光景だ。何より、そのまま握手をしてもいいところ、ちゃんと“素手”にする場面が実に大谷らしい行動だった。
中継映像が捉えた光景にファンも注目。「この状況で俺だったらグローブ外すの怠るわ。大谷はこういう所が凄すぎる」「手袋はずしてるさすが」「グローブ外すのえらい!」「直ぐに手袋外して握手 礼儀正しさ、謙虚さが身に付いてますね人間性がハンパなく素晴らしい」「こういうところが好きなのよな……相手の動きを見て手袋ちゃんと外してる」と拍手が送られた。
(Full-Count編集部)