大谷翔平vsシュワーバー“MVP論争”が勃発 米メディアの提起に賛否「オオタニで決まり」

ドジャース・大谷翔平(左)とフィリーズのカイル・シュワーバー【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平(左)とフィリーズのカイル・シュワーバー【写真:ロイター】

「The Just Baseball Show」の投稿が物議醸す

 大谷翔平投手のMVPに待った? フィリーズのカイル・シュワーバー外野手が28日(日本時間29日)、本拠地でのブレーブス戦でMLB史上21人目の1試合4本塁打と大爆発した。球団新記録の9打点とともにリーグ2冠を独走。米メディアが「MVP?」と投げかけると、「あり得ない」「カイルが真のナ・リーグMVP」と賛否が巻き起こっている。

 シュワーバーは初回の第1打席でクォントリルのカーブを捉えると、右翼席へ450フィート(約137.1メートル)の46号。ドジャース・大谷翔平投手を抜きリーグ1位に立った。さらに4回は左腕コックスのカーブを2ラン。5回は外角のボール球を片手で払い、左翼席へ3ランを叩き込んだ。さらに7回には弾丸ライナーで3ラン。46、47、48、49号と固め打ちを見せた。

 米ポッドキャスト番組「The Just Baseball Show」の公式X(旧ツイッター)は「4-5 4HR 9打点 16塁打」として成績を紹介し、「MVP?」と添えた。“シュワーバー推し”からは「簡単な質問だね、オオタニはこの活躍をしていないじゃないか」「明らかにオオタニよりもMVPだ」「もちろん!」と賛同の声が寄せられた一方、“否定派”もかなり多かった。

「一体どこが?」「シュワーバーの偉業はクレイジーだけど、MVPの議論は近くもない」「ショウヘイがずっと上」「何を言ってるんだ」などと、“大谷推し”は反発している。大谷は打撃タイトルは“無冠”になったものの、OPSや勝利貢献度WARではリーグトップ。MVPレースではまだ優位な状況だろうか。

(Full-Count編集部)

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