元ド軍野手を襲った悪夢 日本ファンも動揺「ええっ…」、痛々しい“ぐにゃり”で離脱

ヤンキース戦で発生した“不運”…10日間の負傷者リスト入りが決定
一瞬の出来事に悲鳴が続出した。ホワイトソックスのミゲル・バルガス内野手は28日(日本時間29日)、ヤンキース戦で左手を負傷する不運に見舞われた。守備中に打者走者と接触し、あまりの痛みにうずくまった。この光景を見た日本ファンからは「これはヤバそう」「破壊されちゃった……」「痛がり方が尋常じゃない」と続々反応した。
“緊急事態”が発生したのは5回だった。無死一塁でヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が打席に立ち、4球目のカットボールを捉えた打球は三塁線へ。三塁手が捕球し一塁へ送球すると、一塁を駆け抜けたジャッジの左太腿と、本塁側に逸れたボールを捕球したバルガスの左手が接触した。逆方向に手が曲がっており、見るからに痛々しい場面だった。
プレーは続行されたが、痛みに耐えかねたバルガスはうずくまったまま起き上がれず。その後球団トレーナーに付き添われ、左手を押さえながらバルガスは交代となった。バルガスは2回に14号満塁弾を打ったばかりだが、事態は暗転してしまった。
昨年7月末にホワイトソックスへとトレードされるまでは2年半の間ドジャースでプレーしていたこともあり、当時を知る日本ファンからは心配の声が続出。SNSは「引っ掛け方と痛がり方がヤバそうですね……」「え? そんなぁぁ バルガス、グラスラ放った後で怪我しちゃったてこと? えぇ……」「バルガス、グラスラ打ったのねと思ってたらジャッジと接触して怪我? 可哀想すぎる」と悲しみに包まれた。
バルガスは翌29日(同30日)に球団から10日間の負傷者リスト(IL)入りが発表された。今季はキャリア最多の121試合出場で打率.234、14本塁打52打点と頭角を現していただけに、無念の離脱となってしまった。