イチロー氏が柵越え量産、51歳で衝撃の8/33 広いバンテリンDで…松井秀喜氏はゼロで苦笑い

フリー打撃を行ったイチロー氏【写真:荒川祐史】
フリー打撃を行ったイチロー氏【写真:荒川祐史】

今年で5回目を迎えた“ガチンコ勝負”

「SATO presents 高校野球女子選抜 vs イチロー選抜 KOBE CHIBEN」が31日、バンテリンドームで行われる。試合前にはイチロー氏や松井秀喜氏らがフリー打撃を行った。レジェンドらのバッティング練習にファンは熱い視線を送った。イチロー氏は33スイングで8本の柵越えを放った。

 今年で5年目を迎えた「高校野球女子選抜強化プログラム」の一環で、今回は初めてイチロー氏の地元・愛知で行われた。今年は4年連続出場となる松坂大輔氏に加え、松井稼頭央氏も初参戦となった。

 イチロー選抜はウオーミングアップでグラウンドに登場すると、綺麗に並んでランニング。円陣では全員で大声を出すなど、試合前から本気モードをうかがわせた。キャッチボールでは松井秀氏と松坂氏、イチロー氏と松井稼氏という豪華なペアも実現した。

 注目のフリー打撃ではイチロー氏は2連続など計33スイングで8本を右翼席に運んだ。最後の33スイング目も本塁打で締めると大きな拍手を浴びていた。日米通算507本塁打(NPB332本、MLB175本)を誇る松井秀氏は本塁打を求めて打ち続けたが、43スイングで柵越えはなく、思わず苦笑いだった。

 松井秀氏は初参加となった昨年のフリー打撃では6スイングで1本を右翼席中段に運び歓声を浴びていた。試合が始まると8回の第6打席で右翼席へ豪快な3ラン。大興奮のイチロー氏とハグを交わしたシーンは多くの野球ファンの心をうった。今年は女子高校生とどんなガチンコ勝負が展開されるのか注目だ。

【実際の様子】イチロー氏、松井秀喜氏…集まった豪華メンバーに騒然

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