106億円男が「また救援失敗」 6球で起こした悲劇…LAメディア止まらぬ嘆き「ワオとしか」

ドジャースのタナー・スコット【写真:アフロ】
ドジャースのタナー・スコット【写真:アフロ】

地元メディアのドジャー・ブルー「スコットはブーイングを浴びせられた」

【MLB】ドジャース 5ー4 Dバックス(日本時間1日・ロサンゼルス)

 ドジャースのタナー・スコット投手は8月31日(日本時間9月1日)、本拠地のダイヤモンドバックス戦で救援登板し、1回3安打3失点と崩れた。山本由伸投手の12勝目の権利は消滅。米メディアは厳しく批判した。

 山本は7回4安打1失点で降板。98球を投げて無四球、自己最多タイ10奪三振の好投を見せた。しかし、3点リードの8回に2番手として救援したスコットが誤算。2人で2死を奪ったが、ペルドモ、マルテの連打を許してキャロルに左中間29号3ランを浴びた。2死からたった6球で同点に追いつかれた。

 地元メディア「ドジャース・ネーション」は「たった今、タナー・スコットがコービン・キャロルに3ランを打たれた……ダイヤモンドバックスが追いつき、4対4だ。ワオ。ただワオとしか言えない」とショックを隠せず。同メディアのノア・カムラス記者は「タナー・スコットがまた救援失敗をしてしまった」と嘆いた。

 同点弾を許した後はアレクサンダーに四球を与えたものの、グリエルJr.を遊ゴロに。地元メディア「ドジャー・ブルー」は「タナー・スコットはマウンドを降りる際に、ブーイングを浴びせられた」と伝えた。

 スコットは4年総額7200万ドル(約106億円)の大型契約でドジャース入り。しかし、今季は50登板で1勝2敗20セーブ、防御率4.44。山本の勝ち星を3度消している。米メディアを見返す投球を期待したいところだが……。

【映像】山本由伸が“厳しい目” 後ろにはタナー・スコット、まさかの光景に米注目

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