ヤ軍がドブに捨てた103億円、7年延長を「すぐに後悔」 球界ワースト級の“不良債権”

アーロン・ヒックスは2024年5月からメジャー出場なし、今季はヤンキースから年俸15.9億円
高額年俸をもらいながらも全く試合に出場していない選手がいる。昨年5月にエンゼルスを退団したアーロン・ヒックス外野手だ。
2008年ドラフト1巡目(全体14位)でツインズ入りし、2013年にメジャーデビュー。2015年オフにトレード移籍したヤンキースでは輝かしいキャリアを築いた。2018年に自己最多137試合出場し、打率.248、27本塁打、79打点を記録。29歳シーズンだった2019年2月にはヤンキースと7年総額7000万ドル(約102億8000万円)の大型契約を結んだ。
だが、2019年以降は大型契約に見合う成績を残せていない。2022年に130試合出場、打率.216、8本塁打、40打点が契約期間中の最高成績で、2023年5月下旬にヤンキースを退団。同年はオリオールズ、2024年は4月末までエンゼルスでプレーしたが、思うような結果を出せなかった。
今季が7年契約の最終年。だが、2024年5月からメジャーはもちろん、マイナーでもプレーしていない。米ブリーチャー・リポートは「MLB2025年 オール・オーバーペイド(年俸もらいすぎ)・チーム」の中堅手部門でヒックスに注目。今季年俸が1078万5000ドル(約15億8500万円)と伝え、「ヤンキースはヒックスを2年以上前にDFAした。彼らが契約してすぐに後悔することになったヒックスとの7年総額7000万ドルの契約の支払いを、もうすぐ終えようとしている」と伝えている。
(Full-Count編集部)