村上宗隆は「さっさとメジャーに」 目を疑う“12/107”…悔やむ離脱も「最強はやはり」

7月29日に今季1号…8月は27試合で12本塁打
ヤクルト・村上宗隆内野手は今季故障で出遅れ、1号は7月29日と後半戦まで待たれた。しかし、8月はいよいよ“令和の3冠王”の姿を発揮。両リーグ最多の12本塁打と大爆発した。「メジャー行かないで……」「最強はやはり村上」とファンも最敬礼している。
今オフのメジャー移籍を明言して迎えたシーズンだったが、出遅れた上に復帰初戦の4月17日に1スイングで再発。翌日に抹消となった。約3か月の調整を経て7月下旬に1軍に再昇格すると、安定して本塁打を量産。8月12日のDeNA戦(神宮)では1-1の9回に5号サヨナラ2ランを放った。
8月中旬以降はいよいよ止まらなくなる。15日の広島戦(マツダスタジアム)で一発を放つと、1試合おきにアーチをかけ、9戦5本塁打の固め打ち。そして29日広島戦(神宮)の7回第4打席で一発を放つと、30日の同カードで神業を披露した。
2回の第1打席に高橋昂也投手のカットボールをバックスクリーンへ放り込んで12号とし、3回第2打席でも高橋昂の145キロ直球を再びバックスクリーンへ一発。第3打席は凡退したものの、8回1死の第4打席で辻大雅投手の147キロ直球をまたもバックスクリーンに運んだ。信じられない光景に場内は狂喜乱舞した。
今季はわずか31試合出場、117打数で驚異の14本塁打を放ち、セ・リーグ6位に浮上した。止まらない打棒にファンも驚きと敬意を寄せ、「来年も残ってほしいなあとか思ってたけど、やっぱりさっさとメジャーに行くべき人間」「日本最強打者」「村上さんは神」「やばすぎる」「健康なら60本打ってたんじゃ」「全打席敬遠したほうがいいレベル」「メジャー行かないでほしい」と様々な反応が飛び交っている。
(Full-Count編集部)